世界遺産検定 いきなり2級から開始 ~ 一発合格しました

世界遺産検定 いきなり2級を受験、一発合格(96点/100点)しました。同じことに疑問を持たれる方に、参考にご紹介します。

 

世界遺産に興味があり、いくつか(観光地として)訪れたことがあったので、世界遺産を勉強して、勉強するなら世界遺産検定を受験してみよう、と思い立ちました。

ただし、世界史は得意ではなく、ほぼ知識はありません。(^_^;)

そもそも、(ずっと昔の話ですが)高校で世界史を受講していない。理系なので・・・

 

世界遺産検定を受験してみよう」と思ったものの、

について、悩んだのです。

 

私が受験した第43回の2級認定率は通常よりも高かったようです。簡単だったのかな?

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 まず最初に

  • 3級から受験するか、いきなり2級から受験するのか

関連するブログなど見て、社会人や大学生は3級から始めるのが無難という記事をいくつか見ました。基本を押さえるため、まず3級スタートも納得。

しかし、

いきなり2級から受験に決めました。それは、

    - 最終的には2級(または1級)を目指したい

    -3級、2級と進むと期間が長くかかる(半年?、1年?)

        = 勉強時間が長い、それは嫌だ!そんなに集中維持できない!!

    - 3級用、2級用とテキストや過去問、たくさん購入しないで済ませたい

というわけです。

 

結果的には、2級に一発合格したので選択は正しかった、良かったー。

一回で合格するんだと信じ、勉強すれば、いきなり2級でもそんなに難しくありません。どう勉強したかも書いていきますので、ご参照ください。

  

  • 通常の公開会場試験(紙)にするのか、CBT試験にするのか

 公開会場試験(紙)とは、皆さん想像できるように、試験会場に集合し、同時に、「始め!」って感じの試験です。

一方、CBT試験 [Computer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)] は、パソコンを使って、基本マウスクリックで解答していきます。

CBT試験のメリットは、試験会場の候補が多い、つまり、家の近くで受験でき、日時も結構自由に決められるんです。 近くの試験会場に空きが出ると、そちらにインターネットから会場変更も可能です。

当日、試験会場に入った後は、席が準備でき次第、勝手に試験を始めるというスタイルです。試験の時間はパソコン画面の隅に表示されていました。

私はもちろん、CBT試験にしました。とても気楽に受けることができました。試験開始直前のシーンとした会場の無音の緊張感が、後でどっと疲れるのですが、CBT試験ならそれはありません。

パソコン操作に関しては、「何かのアプリを立ち上げて・・・」とか、そういう操作はないので、難しくはありません。

ただ、CBT試験は受験料が1000円高くなるのと、問題が配布されませんから、後日、ホームページで回答が公開されても答え合わせはできません。(^_^;)

 

  • どのくらいの期間勉強しないと2級に合格しないのか?

 勉強は、試験日の約3ヵ月前から開始しました。実際に試験勉強と言えるのは2か月前くらいからです。なので、人にも依りますから2,3ヵ月、一日1~2時間くらいだと思います。寝る前の覚える時間も大事なので、+αでもう少し勉強したでしょうかね。

世界史の前提知識がある、ない、の違いでもかなり変わってきます。

 

勉強の仕方

  • テキストを読むところから

最初は、まずテキストをざっと読みました。一度くらい読んでも、全く覚えられません。というか、覚えられそうにありません。

ここで、出題範囲ごとに覚え方を変えます。つまり、基礎知識および日本の遺産(1章および2章)と、それ以外(3章以降)に分けます。

基礎知識と日本の遺産(1章と2章)はきちんと覚えていくところ、それ以外(3章以降)は赤字と黒い太字のみを覚えていくところ、と割り切ります。

 

  • テキストと過去問

通常、テキストを読んで覚え、試験直前に過去問で模擬試験をする、という流れを思い浮かべます。しかし、テキスト読んでいても、どんな感じの試験問題が出るのか全くイメージが掴めません。ホームページに問題例は載っていますが・・・。

なので、過去問は解いて正解するという使い方より、選択肢を見ながら、どれが正解なのか、この選択肢はなぜ正解ではないのか、分からなければテキストを見ながら覚えていくスタイルにしました。

選択肢から正解を選ぶだけでなく、正解でないものがなぜ違うのかをきちんと覚えていくのが大事です。

  

  • カタカナが覚えられない

 これに一番悩みました。世界の遺産では、教会の名前、人物の名前、都市の名前など、当然カタカナばかりで、名称が長いものも多く、覚えられません。完全に覚えるのではなく、長い名前・名称は一部だけでも良いと割り切ります。

そうは言っても、世界遺産の名称とその特徴(人物、都市など)ともにカタカナなので、300件もあれば覚えられません。

世界遺産誕生までの流れの年号、カタカナの覚え方など具体的にやったことはまた追加で書きたいと思います。

 

試験日までに

  • 過去問は何年分するか

過去問は2年分購入して、トータルで3回くらい繰り返しやったでしょうか。1回目はテキストを見ながらでしたが、3回目はおよそ全問正解になると思います。

過去1年分だけだと結構偏りが出ます。なので、2年分くらいあると、正解でない選択肢も含めると、テキストの8、9割は問題に登場してきます。

 

  • 試験前日には

昨年、今年、来年の世界遺産委員会の開催場所、日本が申請した(申請する)世界遺産はチェックしておきましょう。

また、世界の最初の世界遺産12件は間違えずに覚えたか、シリアル・ノミネーション/トランスバウンダリーなど重要度の高いものは点数を落とさないように最終チェックしましょう。